家庭菜園を愛する料理人 ナイジェル・スレーター [ハーブ&スパイス]
最近観はじめたBSチャンネルDlife。中でもお気に入りの番組が、ナイジェル・スレーターの料理番組。
イギリスの公式HPはこちら。イギリスでは有名なフードライターで、著書も多いようです。
特に目を引くのが、彼のと思われる家庭菜園の美しい緑。どの植物もいきいきとしており、うらやましいほどのガーデン。アブラムシと格闘してる私の庭とは大違い。みずみずしいハーブの芳香が漂ってきそうな映像です。
彼の外見もナイスミドルでインテリ物静か系で私的にはそれだけでも癒されてますが、番組の途中では市場や家庭菜園を訪ねて、そこで料理をふるまったりするのですが、彼自身も野菜を育てることを楽しんで慈しんでいる様子がまたステキです。
ところで上の画像は我が家のゴールデンオレガノ。2年目に入りました。今年こそ使うぞといきこんでおりますが、オレガノはドライハーブで楽しんだほうがよい、そして収穫は開花期らしいので、日々水遣りで緑にウットリしてるだけだったのですが、ナイジェルが番組で生のオレガノをばんばんむしって使ってるのをみて、私もそれにならうことにしました。
熱した鍋にオリーブオイル、玉ねぎ、人参、セロリを炒め、それから生のオレガノ、完熟トマト、水を入れる。フェンネルシード、チリフレーク、オレンジの皮を投入し、その後白いんげん(缶詰)、1口大に切ったソーセージをいれ、フタをして長時間煮込む。味を調えて、生のオレガノを入れ、仕上げにオレンジの皮をすりおろして出来上がり。
というのがナイジェルのレシピで、ソーセージからでる旨みを引き出して仕上げるスープですが、私のソーセージはスパイシーでもサラミに近いような肉肉しいタイプでもない、肉と塩とハーブのみの無添加ソーセージ。旨みもそんなに出ないかもとおもって、ベイリーフとイタリアンパセリの茎、茅野舎の野菜だしを加え、オレンジの皮の代わりに陳皮、生トマトの代わりにホールトマトの缶詰。翌日はエルボータイプのパスタと粉チーズをふって食しました。シンプルなスープが一番美味しいですな。
結局ハーブの使い方は、海外(特にヨーロッパ)の方が日常的に使ってるので、海外の料理番組は大変参考になるなあ。。。と、これからもいろいろ勉強したいと思います。
ナイジェルの本も手元に欲しいかも。。。買っちゃいそう!
The Kitchen Diaries: A Year in the Kitchen
- 作者: Nigel Slater
- 出版社/メーカー: Fourth Estate Ltd
- 発売日: 2007/04/02
- メディア: ペーパーバック
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